Written by Sayaka Nishide.

いつも依存されてしまうのは “隙があるから” ではない、あなたは悪くない

LIFE 恋愛について

こんにちは。

ストーカーされたり、人に依存されたりすると「自分に隙があるからかな」と悩む人を
たまにみかけますが、自分は、それは少し違うと思います。

ストーカー、つまり依存されるということは、
自分に興味を持たれている状態、なんらかの形で付き合っていたいと思われている状態。

なぜそんなことが起こるのかというと、
その追いかけてくる人は、「あなたといる自分が心地がいい」「あなたといる自分が好き」だから。

自分が持っていた埋まらない隙間、空虚を、あなたが埋められたから。

その埋めた要因は、話し方だったり、贈り物だったり、芸能人なら美貌や魅力であったり、
文学者なら価値観の発信だったり、作品だったり、多種多様です。

つまり、執着される人は「自分に隙がある人」というより「相手の隙間を埋めるのがうまい人」です。

“ああ、こんな人初めて….”と他者に思わせるのがうまいのです。

他者の隙間を埋めるのがうまいということは、
「他者に共感している」もしくは「共感しているような表現がうまい」「共感させるのがうまい」ということ。
ある種の技術があるということ。

魅力があるということ。
許容範囲が広いということ。
一生懸命わかろうとすること。
真正面から向き合おうとする純粋な人だということ。
優しいということ。
他者にギブしているということ。
発信しているということ。

他者の鍵穴に、うまいこと鍵を滑らせることができる。

自分の持っている鍵(価値観や才能、魅力、表現)を変形させる技術を持っているのです。

さて、ここからが問題だ。

ギブされた他者はあなたにもお返ししようとします。
もらったものを返したい、人間の本能が働きます。

「人は鏡」です。

ただ大問題なのは、返し方が不器用すぎてその人は自分の鍵を変形させられないということ。
自分の鍵の形を変えずに、ギブしてくれた人の鍵穴に入れようとする。
もちろん入らないし扉は開かない。

そのうち、何度も刺すようになる。それでも開かない。

鍵穴を壊されると思った人は逃げます。
そんなにガチャガチャやられたら扉も壊れるし、
乱暴な人を自分の部屋に入れたいとは思わないので、もっと閉ざします。

それでも開けようとして、
自分がもらった分を、一生懸命、返そう、返そうと努力する。

例えば金品をあげるとか、グッズを大量に買うとか、毎日メールするとか、守ってあげようとして自宅付近まで来るとかです。
良かれと思ってするのです。

隙間を埋めようとするうちに、悪気なく執着してしまう。

そのうち、自分の鍵が壊れる。
鍵穴に何度も刺そうとした鍵は、いつか、壊れるのです。
当たり前のこと…。

そしてその自分の鍵が壊れたところから怨恨が始まる。

「なんでこんなに頑張ったのに、お前は去っていくのだ」とか
「もっと構ってくれ」
「自分のこと認めてくれ!」
と…。

鍵を変形しない人は、みんなが逃げていく。
他者の鍵穴も壊す。そして自分の鍵も壊す。

鍵を変形させられる人には多くのファンがいる。
他者の鍵穴にうまく滑り込み、満たすことができる。

この鍵問題が、ストーカーになってしまう人と、そうじゃない人の違いであり、
いくら他者へしつこく鍵を刺そうが、誰にも咎められない人もいる。
自分の鍵を変形させている人は他者を不快にさせないから、スルリと心の扉を開けて、自然に中へ入っていく。

他者の鍵穴にスルリと入っていける人。
もしくは他者の鍵穴を自分の鍵の形にできる人。

芸能人、ホステス、占い師にも多いかもしれません。
人に好かれ、仕事がたくさん来ている人にも多いでしょう。

相手のニーズをうまく読み取る人。
そんな人には、ファンがつく。

漬け入れられやすいのは、「他者の隙間を埋めるのがうまい人」です。
そしてそこから、人を利用しようとか、悪用してやろうなんて思わない人。

今度、「ストーカーから逃れる最善策」も書いてみましょう…。
筆者は5年間ほど、1日5人から変にアプローチされて来ました。
変に、ですよ。全くモテるとかじゃないですよ。とんでもない話です。
今なんて5年に5人くらいですから、よほどこの策が効いていると思われる。
そもそもここまでされる方がどうかと思うが…芸能人は1日何千人もからいろんなものが飛んで来るんだろうな、困ったもんだ